旅行者は地下鉄に乗り、バスは存在しないことにしがちです。つまり、丘を登り、川沿いを走り、地下鉄の網目が届かない場所へ行く「交通網の残り半分」を捨てているわけです。実際のバスは見た目より親切です。バスの色がそのまま職務記述書で、あなたがやることは、もう持っているカードをタッチするだけだからです。
何よりも先にひとつ:カードで乗ってください。2026年1月時点でソウル市は現金を一切受け付けない183路線を公表していて、リストは毎年伸びています。前扉でT-moneyか気候同行カードをタッチする — 支払いの全部がそれです。
色を読む。番号は無視していい
青(간선、カンソン — 幹線)。 長距離組。外周区から都心へ、市内をまっすぐ横断します。3桁番号。数キロ以上乗るなら、たいてい青です。
緑(지선、チソン — 支線)。 主な仕事は最寄りの地下鉄駅への送り届け。小型の緑は**마을버스(マウルバス、村バス)**で、大型バスが入れない住宅街の坂を登ります。階段だらけの街の上のゲストハウスへ行く唯一の交通手段だったりします。
黄(순환、スナン — 循環)。 都心と副都心の中を回る短距離ループ。路線は少数です。
赤(광역、クァンヨク — 広域)。 ソウルから京畿道へ出る急行通勤バス。運賃は倍で、座席は高速道路仕様。うっかり乗る種類のバスではありません。
N(올빼미、オルペミ — フクロウバス)。 14路線・約140台が23:00〜06:00を10〜40分間隔で走ります。終電を逃しても、タクシー代ではなく「少し待つだけ」で済む理由です。
2〜4桁の路線番号は、どの地域とどの地域を結ぶかを符号化しています。地元の人は読み解けますが、あなたには不要です。地図アプリが代わりにやってくれます。
乗り方を順番に
停留所を見つける。 どの停留所の標識にも5桁の停留所番号があります。その番号か停留所名をNAVERマップかKakaoマップに入れれば、主要停留所のLED表示と同じリアルタイム到着カウントダウンが出ます。片側4車線の大通りでは、道路の真ん中の島式ホームを探してください。主要幹線は中央バスレーンを走り、停留所は横断歩道で渡る道路中央にあります。
前扉から乗ってタッチ。 正常なら「ピッ」と一度。残高不足なら大きな音で教えてくれます。チャージはバスの中ではなく、コンビニで。
赤いボタンを押し、中扉から降りて、もう一度タッチ。 この降車タッチこそ旅行者が飛ばす手順で、飛ばすとお金がかかります。降車タッチなし=無料乗り継ぎ消滅、場合によっては最長距離運賃です。
乗り継ぎルールを一行で
降車タッチ → 30分以内(21時〜翌7時は60分)に次のバスか地下鉄へ → 2本目無料、4回まで。ただし同じ路線番号に再び乗るのは新規運賃。この一つのルールのおかげで、バス→地下鉄→バスのソウル横断が、3本分ではなく1,500ウォン+αで済みます。
このガイドが扱わないもの
空港リムジン(6001など)は別システムで、チケットも別 — 空港ガイドが担当です。市外バスはターミナル発着で、路上の停留所には来ません。でも、色と番号を付けてソウルの街を走っている全部は、これでもう地図の凡例のように読めるはずです。
色と役割、運賃、深夜バスの数字、現金なし路線数は、ソウル市自身の交通ページに基づき、2026年9月4日に確認しました。運賃の最終改定は2023年8月です。次に動いたら、このページの数字も動かします。